冬の土用

先日から【冬の土用】に入っていますね
暦では冬から春への切り替わり期間が冬の土用。
土用が過ぎる頃にはちょうど立春となり春を迎えます。
「土用にはウナギっ!」が定番かと思いますが
ウナギは夏の土用の食養生。
もちろん冬に食べていけない訳ではありません。ウナギは精がつきますものね。

さて今回のお話しの主役【冬の土用】
食養生には「赤色」や「ひ」のつく食物が良いと言われています。

「赤色」の食物ですと
人参
サツマイモ
いちご
トマト
パプリカ。。。

「ひ」のつく食物ですと
ひじき
ヒラメ
未(羊)肉
ビーツ
ピーマン。。。

土用に限らず冬は冷やさない事が大切!
スープや蒸し物など胃に優しい温かな食事を心掛けると100点です。
楽しく過ごしたお正月の調整として、胃腸を整える食生活をする事は
その先の春への養生ともなります。
胃の調子が芳しくないと
熱を作り 巡りを立てる力が身体に足りなくなるので
冷えを助長させてしまい元気に過ごせなくなってしまう事も。
一年通して消化器系は大事にしていきたいですね。

リフレクソロジーでお客様を触らせていただいていると
どこかしらに冷えをお持ちの方が大変多いです。
自覚のない‹隠れ冷え症さん›に自身が冷えている事を分かっていただくのは至難の業(笑)

乾燥している冬に聞いてもピンと来ないかもしれませんが
日本は湿気の国。
東洋医学では
脾胃(消化器系とお考え下さい)は水が好きじゃないので
日本人は脾胃の弱い人が多いと言われているんですよ。
消化器系を健やかに保つ事が心身の健康に繋がります。
大切にしてあげてくださいね。

この記事を書いた人

tomomikimura