冷え性で普段は足の冷たい人が
急に火照るほど温かくなると悩みが解決した様に感じるものですが
東洋医学の考えでいくと
そうも言いきれないところも。。
先日お越しくださったお客様がまさにこれで
いつもはひんやりしている方なのに
随分とまぁ温かな足で。
生活も気を付けてくださっていたので変化があったのかとも思いましたが
ご様子を伺ってみたところ
少し前に数日間高熱が続いていたとの事。
なるほど。
体調を崩すと発熱や発汗で、体内の冷却機関である水分が不足がちになります。
下痢や嘔吐などもあれば、それもまた体から水分が出ていってしまう要因となります。
話しを戻しますと
水分が減るれば冷却機関がうまく働かなくなってしまい
この「水分不足」が顕著にあらわれる箇所の1つとして、末端である手先や足先が挙げられ
それが火照りにつながるという流れです。
この方の場合、その他にも「水分不足によると思われる事」がいくつか発生しており
“いつも”の様子を把握している私には非常に分かりやすくみてとれました。
食養生のお話しをして今回は終了です。
発熱があった場合には
水分やミネラル、ビタミンCを摂ってあげてくださいね。
咳がコンコンと続いてるのも
もしかしたら「水分不足」からの乾燥かもしれません。
呼吸器系に潤いをもたらしやすい食材
山芋やゆり根、スーパーフードの枸杞の実などもオススメできます。
今年もそろそろ暮れていきますね。
皆さま
どうぞ良いお年をお迎えください。
わたくしは夜から黒豆を煮始めます。