大地の気

先だって漢方相談員がなぜリフレクソロジーという施術の世界に
足を踏み入れたかという話しをしましたが
お客様から似たような質問をしていただき
その際に『地の気』のお話しをしたので今回はそんな事を。

東洋医学の世界には
“先天の気(精)”と“後天の気(精)”という考えがあります。

ものすごく大雑把にお伝えすると
◆“先天の気”は
オギャーとこの世に生を受けた時に持ち合わせているエネルギー。
親御さんからの遺伝子レベルで引き継いだパワーとでもいいましょうか。
◆“後天の気”は
産まれ出たあとに自分で足していくエネルギー。
・大地からは<地の気>を
・大気からは<天の気>を
受け取りパワーにしていきます。

・<地の気>=飲食物を含む大地からのエネルギー
・<天の気>=空気
と捉えると分かりやすいですかね。

気功やヨガの世界にも
「<地の気>を足から取り込み身体を巡らせていく」という考え方があり
大地と1つになって身体全体で呼吸をする事で
補いだったりデトックスだったりが出来る。
と言われています。

大地とつながる大切な足裏に大きな滞りがあっては
そこから先のキレイな巡りにつながりません。
全身が巡れば不快な症状は出にくくなる。
ので
養生としてリフレクソロジーの選択はアリなのです!

近年では
【アーシング】という言葉の方が聞き馴染みがあるかもしれませんね。
裸足になり足の裏全体で大地と1つになる。
「流行りだから」ということでも構わないと思います。
一度ぜひ味わってみて下さい。
なんとも言えない心地よさを感じていただけるはずですよ。

この記事を書いた人

tomomikimura