喋るか喋らんか

あまり意識していませんでしたが
定期的に心身の状況確認としてお越しになっている40代男性の施術を行いながら
ふと考えた事があります。

お客様によって
‹ご自身の状況をたくさん喋ってくださる方›と‹必要最低限の会話で眠りに入る方›に分かれます。
もちろん
疲労度合いとか気分で都度違う方もおられます。

この方の場合は
「今日はココが気になる」「最近こんな事があった」といった近況を含めたお話しを
軽くなさったあと片足が終わる前にスヤスヤと寛いでくださるお客様です。
終了時にお身体の状況をお伝えし、どう対応(養生)していこうかを相談するという
【からふぃさ】ではごくごく一般的な流れの方ですが
今回は急性の痛みが発生していて何やら辛そうでした。
そうは言いながらも
いつものペースでお休みになられたので良かった良かったと思いながら施術をしつつも
ナゼそこに痛みが?
この反射区の反応がいつもと違うような。。
って事は筋肉の繋がりがこうでこうで。。。だからそこが痛い?
ココがスタートの痛み??

こちらの頭の中は解剖学でいっぱいです(笑)

結果的に
ゆっくりお休みいただけたからか?
反射区の刺激で調整が入ったか?
いらした時より楽々になって終了です。

普段リフレクソロジーで足を触らせていただく際には
居ずまいを含め漢方相談と同様に相対的に心身を把握しようと努めますが
急性のピンポイントでのお悩みを伺うのも
整体師としてはとても興味深い時間となる事を感じられる今回でした。

喋ってもいい?
眠りたいから喋りたくないけどいい?
天気により季節によりタイミングにより
その時そうしたいようにお過ごしいただけば正解です。
これもまた天地人。
それが自然だという訳です。

この記事を書いた人

tomomikimura