漢方薬に寛容性

立春を前にして
まさに冬本番!という天候が全国を轟かせていますが
健やかにお過ごしでしょうか。

今回はリフレクソロジーでのお客様とのお話しでなく
友人から聞かれた漢方薬のお話しをしてみようと思います。

ズバリっ!
「漢方薬が効かなくなる事ってあるの?」です。

友人は病院で更年期障害と言われ
それに伴った酷い関節痛で通院をしており病院から2つの漢方薬を処方されています。
数年は調子よく過ごしていた様ですが
ここ最近「効かなくなったみたいで、また酷く痛い」というのです。
「漢方って薬に慣れてしまって効かなくなるってあるの?」と。
答えとしては明確に「NO!」です。
西洋薬では長年使い続けているお薬が効かなくなる事がありますが
漢方に至っては、そういった現象は起こりません。
ただし
「保存状態が悪すぎて質が劣化し効果が得られないレベルになった」
「症状が当該漢方薬ではカバーしきれなくなった=身体の状態が変わった」
「症状は変わらないが受け止める身体の力が落ちて症状を強く感じるようになった」
という可能性はあります。

先生に診て頂いていますし
今回のこと以外にも思うところがあるらしく他の専門医に変えてみると言っていますもので
私が口を挟む事はなく、実際にみせてもらった訳でもないですので言える事もなく。。
とにかく症状と上手に付き合って過渡期をクリアして欲しいなと思っております。

痛み止めが効かないから○十肩ではないと言われてナンチャラカンチャラ。。
西洋医学には細かくて難しい指針があるのですね
東洋医学は病名的なものについてはザックリしているのでw

ちょっとだけ施術の話しをしますが
少し前のブログにも書いてあるので内容は省略しますけれども
この友人の状況であれ○十肩であれ
動かない関節をそのまま大事に過ごしていると
痛みが落ち着いた時に可動域が狭くなる可能性があります。
お薬もとても良い対策だと思いますが、服薬によって痛みを緩和させている時にこそ
施術でも運動でもして可動域を確保してほしいなと思います。

これだけ寒いと肩コリが酷くなる方もいらっしゃるのでは?
そういう方は就寝時に首元にタオルを一枚かけてお休みになると少し違うと思いますよ。
お試しあれ

この記事を書いた人

tomomikimura