それは急にやってきたのだと。
遠方への移動の最中に
動悸・発汗・不安感
祈るような気持ちで目をつぶり波がいき去るのを待つしかない状況。
その場から動く事も出来ず、強い恐怖を感じたそうです。
それからは家を出る時間が近づいてくると不安な気持ちが沸き起こり
ドキドキして息苦しいような、胸が締め付けられるような感覚で毎日が始まる。
診断をつける事はできませんが、いわゆるパニック症状といってよいと判断できます。
さぞやお辛い毎日であったかと想像できますが
比較的早い段階ででご相談くださっていて
それによりご本人の病(=症状)が浅い(=症状によって弱りきってない)ため
早く楽な毎日を取り戻しましょう!という事で2種類の漢方薬を使いました。
数日後
お客様より連絡をいただき「想像よりはるかに楽で♪」とお礼のお言葉をいただきました。
振り返っていただくと
その少し前
仕事の合間に急に動悸が始まりしばらく横になっていた時間があったとの事で
前兆はあったようです。
まだまだお若くてエネルギー溢れるお客様
生活を振り返る事で
予兆に気が付くタイミングを知れば
「少し寝とこう」「さっぱりした食事にしとこう」など
未病の段階で対処する術を身に付ける事ができます。
元気な身体に早く戻れますし、お薬を飲む期間も短くて済みますし
イイ事だらけ。
これもまた養生です。